
まだ通知カード止まりのあなたへ
いきなりですが、皆さん。
マイナンバーカードってもう作ってますか?
「マイナンバーって言ったらあの緑色の紙のやつ?」
「自分のマイナンバーさえわかれば別にいらないでしょ」
そう思っているあなた、もったいないです。
筆者の身の回りでも聞いてみたのですが、マイナンバーの制度化開始して以来、具体的に使う機会が少ないことが現状です。
そのため、通知カードしか持っていないという方がかなり多いというのもまた現状です。
正直、仕事してる時間帯にしか役所はやってないし、具体的なメリットもわからないからサラリーマンの方は特に作る必要性をあまり感じませんよね。
そんな方達へ、今回はマイナンバーカードのメリットと申請方法を解説していきます。
メリット①簡略化
一言で言うと、電子化です。
今まで紙媒体で行政に申請なりなんなりしていたものが、マイナンバーという数字で一括管理されることで効率化されます。
具体的に言うと、社会保障、税金、行政関係など、公の機関でありながら窓口が異なる機関同士で、人の情報がマイナンバーに集約できるんです。
僕は役所の人間じゃないんで細かいことはわかりませんが、例えば。
窓口でなんかの申請をしたい時、用紙に氏名から住所から電話番号から何から色々書きますよね。
それを窓口に提出して、窓口の人はその紙を見ながら名前を検索して現在の情報が紙に書かれていることと正しいかを確認して、変更を加えていくわけです。
「え、、、その時間、無駄じゃない?」とやっと国が気づきました。
外国では車が空を飛び始めようとしているこの時代にまだ紙媒体で手続きやってんの?と。
そこで、マイナンバー制度(個人番号____制度)が導入されたわけです。
マイナンバーに紐つけられた個人情報が国のデータベースに保管されており、行政の手続きをする際はマイナンバーカードで身分を証明すれば煩わしい手続きは一切いらないんじゃない?って言うもの。
言っちゃえばIDとパスワードみたいなものですよね。
マイナンバーカードがIDで、そこに暗証番号さえ加えれば必要な情報にアクセスできる。実に合理的なシステムです。
メリット②マイナポータルの活用
マイナンバー制度の創設に合わせて、「マイナポータル」というポータルサイトができました。
これは、自分の登録情報をもとに様々な行政サービスにオンラインで連携してスマホから情報を閲覧できるというもの。
iPhoneの場合はスマホに「マイナポータルAP」アプリをダウンロードすることで、スマホにマイナンバーカードをかざす形でログインができます。
具体的には、地方自治体や国税庁e-Taxへのアクセス、日本郵政e郵便へのアクセスが挙げられます。
地方公共団体の情報開示
行政機関が保有する自分の以下の情報を確認することができます。
確認できる情報
- 世帯情報
- 税
- 社会保障(健康・医療)
- 社会保障(子ども・子育て)
- 社会保障(福祉・介護)
- 社会保障(雇用・労働)
- 社会保障(年金)
オンライン上で確認を申請し、数秒後に閲覧可能な状態になりますのでスマホで確認できます。
ブラウザ上で確認できるのはもちろんですが、任意の形式(PDF、CSV、XML)でダウンロードすることもできます。
国税庁e-Tax
サラリーマンの方にはあまり使う機会がないかもしれませんが、個人事業主や法人の経営者の方は役にたつと思います。
ここでは、所得税の電子申告(確定申告書作成コーナー)や、国税のダイレクト納付制度の申請、コンビニ納付用のQRコードの発行などができます。
税務署の窓口に直接行かなくても、各種申告や納付までスマホで完結させられるのはありがたいです。
確定申告書作成コーナー
画面の案内通りに金額を入力していくことで、所得税の申告書を作成することができます。その申告書はe-Taxによる送信ができるほか、印刷して郵送の提出などを行うこともできます。
e-Taxソフトの利用
以下機能が利用できます。
- 利用者識別番号の確認・暗証番号の変更
- 納税地の確認・変更
- メールアドレスの確認・変更
- 納税用確認番号の確認・変更
- 納税証明書の交付請求
- 徴収高計算書の提出
- 予納の申出・変更・照会(ダイレクト納付)
- 振替納税結果の確認
- メッセージボックスの確認
- 還付金処理状況の確認
納税証明書の発行については、通常最寄りの税務署に行って請求するものですが、オンラインで交付請求を行うことで自宅にいながら郵送で受け取れるので大変便利です。
③コンビニで証明書発行ができる
マイナンバーカードのメリットの中で個人的に大きいと感じたことの一つに、コンビニのコピー機で公的証明書が発行できるところです。
最強の身分証明書ならではですね。
対象の証明書
- 住民票の写し
- 住民票記載事項証明書
- 印鑑登録証明書
- 各種税証明書
- 戸籍証明書(全部事項証明書、個人事項証明書)
- 戸籍の附票の写し
対応店舗(全国55,000拠点以上)
- セブン-イレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- セイコーマート
- イオンリテールコミュニティ・ストア
- エーコープ鹿児島
- ミニストップ
- ポプラ
- 日本郵便
- イオン北海道
- ウエルシア薬局
- 平和堂
- 山陽マルナカ
- イオン九州
- イオンストア九州
- 丸久
- マルトグループホールディングス
- ジョヴィ
- イオン琉球
- 光洋
- DCMダイキ
- マックスバリュ東北
- フジ
- マックスバリュ九州
- 島忠
- スパーク
- カスミ
- 銀ビルストアー
- マックスバリュ南東北
- 中部薬品
- クリエイトエス・ディー
- ニシナ
- ラルズ
- オークワ
- サッポロドラッグストアー
- ココカラファインヘルスケア
- プラファショッピングセンター
- ユニバース
- 光洋ショップ-プラス
- 福井県民生活協同組合
- タカヤナギ
- 市区町村庁内設置
参考:J-LIS公式サイト
今すぐ作ったほうがいい理由
ズバリ、無料でカードが作れるのは今だけだからです。
マイナンバーカード公式サイトによると、マイナンバーカードの発行は「当面無料」としています。
住基カードの流れを見ても発行手数料がかかることはあまり考えられませんが、「完全無料」との記載がない以上は「当面」の期間が終わる前に無料で申請しておきましょう。
マイナンバーカードは今後、政府や決済システムの電子化が進むにつれて確実に必要なものになります。
そんな中、通知カードしか持っておらず、ズバリ「世間に取り残される」ようなことのないように、最寄りの役所へ問い合わせてマイナンバーカードを取得することをお勧めします。
(参考)マイナンバーカードについて
マイナンバーカードの有効期限は以下のとおりです。
<マイナンバーカードの有効期限>
- カードの表面に印字されます。(年 月 日まで有効)
- ・20歳未満の場合は、発行から5回目の誕生日
- ・20歳以上の場合は、発行から10回目の誕生日
- ※マイナンバーカードが発行された時点で20歳以上の場合は、発行から10回目の誕生日までの
有効期限となります。
<電子証明書の有効期限>
- カード表面の電子証明書の有効期限欄には印字されておりません。
- 市区町村窓口で記入してもらうか、有効期限を確認の上、ご自身で記入してください。
- ・年齢に関わらず、発行から5回目の誕生日
マイナンバーカードを引き続きご利用される場合は、有効期限までにお住まいの市区町村にて、更新のお手続きをおとりください。
なお、更新手続きに必要なお持ち物および更新手数料については、お住まいの市区町村にご確認ください。
※マイナンバーカード総合サイト内FAQより引用
参考リンク
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