【体験談】薬物乱用の恐ろしさを知ってほしい – 1【大きすぎる代償】

【はじめに】この記事について

この記事は、未来のある人達に薬物乱用の恐ろしさを知ってもらい、一度しかない貴重な人生を棒に振る人を一人でも減らす目的で作成されたものです。

薬物乱用を助長、推奨するものではありません。

【STOP薬物乱用】たった一回で人生が終わります

みなさんこんにちは。

いつもJUVENISを読んでくださり、本当にありがとうございます。

普段は、「身の回りのワクワクをわかりやすく」をコンセプトに書いているこのブログですが、

ふと、「もっと説得力を持って人に伝えられることはないか?」と葛藤していました。

そこで思いついたのが、今回のテーマである「薬物乱用の恐ろしさを伝えること」です。

細かく書いていくと結構長くなるので複数回に分けて投稿していきます。

僕は、大学生時代にお酒の勢いと友達にそそのかされたことが原因で、一度だけ薬物乱用をしたことがあります。

覚○い剤やM○MAの使用などの法律で禁止されている行為ではありませんが、不要な薬物乱用をしたことは事実であり、その後僕の身に起こった出来事は想像を遥かに超える過酷なものでした。

これは、正直言って人生投げ出そうかとまで思ったくらい辛いもので、本当に様々な方に迷惑を掛けてしまいました。

今となっては、周囲の人の力もあり完全に乗り越えることが出来ましたが、あのような体験はもう二度としたくありませんし、他の人にもできるならしてほしくないです。

なので今回は、できるだけ詳しく僕の体験したことを皆さんに伝え、薬物乱用がどれほど愚かで恐ろしいことかを知って頂きたいと思います。

ご自身の状況に応じて、内容に不快感を抱かれる場合は読むのをおやめください。

改めて言っておきますが、この記事は薬物乱用を肯定するものではありません。

「使用は自己責任」とか、「結局使う人によって良し悪しが分かれる」とか言うつもりは全くありません。薬物乱用は絶対ダメです。

身の回りの人が薬物乱用をしていたら、どうか止めてあげてください。

この記事を読んでくれるあなたとその周りの人達が、平穏な人生を生きていく助けになれたら幸いです。

このコンテンツは薬物乱用防止の啓発を目的として作成されたものです。薬物乱用の助長・推奨の意図は一切ありません。また、読者の薬物乱用の助長を防止するため、この記事に記載される名称は全て架空のものです。

【STOP薬物乱用①】忘れられない日

2018年2月24日。

その日から3年以上の月日が流れた今も、あの夜のことは鮮明に思い出せます。

僕は当時、卒業を間近に控えた大学4年生でした。

その日、僕は大学の友人のK(仮称)と二人で、都内の居酒屋でお酒を飲んでいました。

夜が更け、二人とも良い感じに気持ちよく酔っ払い、将来こうなりたいとか一度きりの人生なんだからやっぱり普通のまま終わりたくないとか、いかにも大学生が語りそうな内容を一通り語り終わって、電車の終電時間が近づいた頃、Kから突然こんなことを言われました。

「あのさ、L○Dって知ってる?脳が覚醒していろんな幻覚が見えて、感覚が研ぎ澄まされる薬物なんだけど。何年も修行して悟りを開いた人が目にすることができる、生命のパワーやエネルギーを視覚的に感じる光景が再現できたり、世の中の謎とかが一瞬で理解できたりするものなんだけど、興味ない?」

今考えるとこの時点で、

え?コイツヤバい奴やんって気付いてすぐ帰れよって思うんですが、もうその時点でアルコールが回って猿のようになってた僕は、

「知ってる知ってる、薬物って後々にまで影響してこないものだったらなんか大丈夫そうな気もするよね。フラッシュバックとか依存とか、幻覚とか見えるのは怖いけど、気分良くなるくらいのやつだったら。」

とKに答えました。

完壁にナメてます。もう薬物どうこうじゃなく後先考えられなさすぎるしL○Dの話されてんのになんで幻覚起こらないと思った?って感じでとにかく脇の甘い、相手が覚○い剤の売人とかだったら喜んでカモりそうな「ザコイキリ大学生代表」です。

流石にKも、酒の席にフラッとL○Dを持ってくるヤバい人ではないので、幸いにも僕がL○Dに手を出すことはなかったのですが、なんとなく二人の間で薬物に対する温度が上がった状態でお店を後にしました。

そして、続きはKの家で飲むことに決め、コンビニでお酒を買って家に向かいました。

その道中、Kからこんなことを言われます。

「そういえば、薬局に売ってるような普通の薬で、覚○い剤の疑似体験ができるんだよね」

この一言、この一言を僕は未だに鮮明に覚えています、後々何回ここの場面に戻って断れと思ったことか・・。

僕はもう完全に酔っ払って猿になっているので、当然その誘いを断ることもなく、ドラッグストアで市販薬「ラムネ」(仮称)を購入しました。

購入の際、

「ラムネは一時期流行って廃人みたいになったやついっぱいいるから普通の薬局では空箱になってて、店員もこっちはキメるために買ってるってわかってるから若干変な顔されるけど別に気にしなくていいから」

とKに言われ、「やっぱ薬はやばいんじゃないか?」と酔っ払った頭で自問自答しましたが、依存性はないと言っていたし、何より薬局で売ってるから違法な訳がないしな・・・と、自分の中のザワザワに従わず、ついにラムネを一瓶購入してしまいました。

ちなみに、ラムネは咳止めの薬で、成人男性の1日の服用上限は9錠でした。

一瓶あたり約90錠入っており、一度に大量に服用する(オーバードーズといいます)と、ダウナー系の効果(○麻などに似た、気分が落ち着いてフレンドリーで幸せな気分になる効果)とアッパー系の効果(覚○い剤に似た、気分が興奮して思考が速くなり、テキパキ行動し始める効果)が得られ、合法的な手法で薬物の疑似体験ができるとKは言っていました。

(注:詳しい効果について、本来であればネットでもっと調べて書くべきかもしれませんが、この薬自体をそもそも思い出したくないということと、皆さんに伝えたいのは薬物乱用の効果ではなくその恐ろしさだですので、ここはKの言っていた内容で勘弁してください)

そして、Kの家に到着し、他愛もない会話とお酒を嗜んでいました。

色々と喋っていましたが、二人とも心の在り処は完全にラムネでした。

僕は、絶対やるべきじゃないと頭はわかっていましたが、「試してみたい、23年間生きてきて味わったことのない快楽が、法律の壁に阻まれずこの後体験できるなら・・・」と、ワクワクが勝ってしまっていました。

そして、Kは僕にこう切り出しました。

「量は、どうする?90錠あって、はじめは10錠ずつとかにしようか?Tが前やってたときは20錠でバッド入ってトイレでずっと吐いてたよハハハ」

Tとは僕らの大学の友人で、まあ、僕と同じような人種だと思ってください。

ここでKが言っているバッドというのは、「バッド・トリップ」の略で、トリップは薬物で「飛ぶ」状態、つまり悪いキマり方をすることです。

その日の体調や気分に応じて、薬物の効果で心理状態を高めたとき、良い方に飛べば気持ちよくなりますが、悪い方に飛ぶと地獄になります。

「もう45錠ずつとりあえずいっちゃうか」

その時、僕が導き出した答えはこれでした。

あのとき、もう少しラムネを乱用するとどうなるのかについてTwitterなりネットなりできちんと調べていたら、こんなことを言い出すことはなかったかもしれません。

僕はどちらかというと、「どうせやるなら思いっきりやる」という性格だったのでこうなりました。

結局二人とも、45錠ずつ口に放り込みました。

「なんかちょっと甘い味がするな」なんて呑気なことを考えながらお酒とともに流し込みました。

これが、僕の人生でたった一度の、薬物乱用の瞬間でした。時刻は確か22時半くらい。

このときの気分ははっきりとは覚えていませんが、「まあ実際はヤバそうでもそんな大したことないだろ」ってたかを括っていた気がします。

そして、30分が経ち、40分が経ち、1時間が経ちました。

効果が現れるまでは特にすることもないのでKとグダグダ話をして、そろそろ出てきてもいいんじゃないか?とうすうす感じていましたが、特に体に目立った変化はありません。

少しテンションが上がった気もしましたが、そもそもそれまでに居酒屋でお酒をたらふく飲んでいたので、この気分の高まりはラムネによるものなのか、それともお酒によるものなのかがわからず、ふたりともどこか物足りない気持ちでした。

そんなとき、しびれを切らして、じゃあもう追加で投入するか、という話になりました。

ここまで来たら後には引けないので、せっかくなら効果が出るところまで攻めようと言う話になり、都内のドラッグストアまで電車で移動。(終電ぎりぎりの往復でした)

追加でラムネを購入しに行くことを「ドラッグハント」と名付けて、「今風邪引いても絶対咳でないね」とか、「マジで咳オーバーキルしてる」とか、僕は正にスーパーイキリボーイの状態で、追加のお酒とラムネを購入して家に帰ってきました。

今思えば、多分この時点で少し効いてきてたんだと思います。そうじゃないと追加で45錠飲もうなんて考えないですから。

つまりもう、お酒とラムネの効果で、薬物乱用の恐ろしさを想像することが出来ない「心のタガが外れた」状態になっていました。

そして僕たちは家に戻り、慣れた手付きで追加のラムネを45錠ずつお酒で流し込み、いかにもそれっぽいラップの曲をかけてノリノリで待ちました。

冷静に考えると、いくら市販されているものとはいえ、定められている用量の10倍の量、90錠を短時間で服用するのは流石に恐ろしいな、、と今になっては思います。

よくドラマなんかで、追い込まれて早まった人とかが感情的になって睡眠薬一気飲みしたりするじゃないですか。でもそれって多くてもせいぜい20錠くらいなのに、90錠短時間で飲んだって今になって考えるとイカれてますよね。本当に何も障害とか残らず生きていられてよかったです。

そして、ついにその時はやって来ました。

【体験談】薬物乱用の恐ろしさを知ってほしい – 2【未知との遭遇】へ続く

このコンテンツは薬物乱用の防止の啓発を目的として作成されたものです。薬物乱用は絶対にやめましょう。