
情報時代の真っ只中、台頭しているGAFA
最近経済関連のニュースでもよく耳にする「GAFA」という単語。
これは、世界規模で経済を牽引する企業、
- Apple
- Amazon
の4社の頭文字をとって作られた言葉です。
今回は、次世代を担うこのGAFAが一体どれくらい凄いのか、
わかりやすく紐解いていきます。
GAFAを構成する4つの企業
①Google

言わずと知れた超有名企業です。
このページに訪れた皆様も、まさにこのGoogleを使ってきた方も多いのではないでしょうか。
今や検索=Googleというイメージは完全に確立され、検索エンジンの利用率も2位のYahoo!を大きく引き離しています。
実際にかなり昔から日本でも「ググる」という言葉が生まれており、
日常会話の中でも「検索する」というニュアンスを一番伝えやすい言葉になっています。ちなみに英語でも、Google it=ググるという意味で会話の中で使われています。
Googleの収入は、検索エンジンの普及による広告収入がメインです。
検索エンジンに入力された検索結果とは別に、その検索ワードに関連した企業や製品の広告を表示し、広告主から収入を得ているわけですね。
最近ではメインの検索エンジン以外にも、メール(Gmail)やマップ(Google Map)、スマホ本体(Google Pixel)からOS(Android)、論文データベース(Google Scholar)など、
挙げていけばきりがないくらい、本当に生活で使うツールの何割をGoogleのソフトが占めているんだってくらい身の回りになじんでいます。
8万人以上の社員を全世界に抱える、まさに多国籍大企業です。
②Apple

こちらももはや説明が不要なくらいの有名企業ですね。
スティーブ・ジョブズが創設し、その妥協を一切許さない熱意を武器に、
今では当たり前のように使われているiPhoneやMacbookなどの革新的な製品を世界に打ち出してきた企業です。
ジョブズにはその経営への熱意がわかるエピソードも数多くあり、
例えばエンジニアが持ってきた試作品をその場で水の中に入れ、そこから泡が出てきたらまだ無駄なスペースがあると言ってやり直しにさせたり、
エレベーターが一緒になった新入社員に対して「君はAppleのために何をしている?」と問いかけ、答えられなかった社員をそのままクビにしたこともあったそうです。
多少人間性に問題はあったと言えそうですが、良くも悪くも抱いていた熱意が身を結び、自社の製品への愛を形にしたiPhoneは大ヒットし、
2018年には世界で初めて時価総額が1兆ドルを超えるほどの巨大企業へと成長しました。
③Facebook

創始者はアメリカのマーク・ザッカーバーグです。
彼がまだ大学生の頃、
学校の一番の美人を投票するサイトを作った(正確にはどちらの女性が好みか?と男性ユーザに女子生徒の顔写真に投票させるサイト)のがきっかけというエピソードはあまりにも有名。
その後、今となっては当たり前になったSNSの始まりであるFacebookがそのサービスを実装する中で他と差別化できたポイントは、
既婚者、未婚者、交際中などの交際ステータスをユーザーが選択してプロフィールに表示する点でした。
つまり、マークが目をつけたのは「気になるあの子に彼氏がいるかどうかを知りたい」という純粋な気持ちだったそうです。
そう言われてみると、なんだかすこーし心当たりがある人も多いはず。
今では世界中で当たり前のように利用されているSNSですが、その爆発的なブームのルーツには意外なエピソードがあったんですね。
④Amazon

はじめは書籍のみを扱うECサイトとして誕生し、そこから実店舗を持たないインターネット販売特化型企業として利用者を拡大していきます。
そして今では地球上で最も豊富な品揃えと言われるほどの世界有数のEコマースサイトになりました。
自社商品の販売以外にも中古品をユーザーが出品して自由に買い手とやりとりできるアマゾンマーケットプレイスや、Kindleと呼ばれる電子書籍の市場も提供しています。
近年では年会費4,800円で加入できるアマゾンプライム会員へのサービスも充実してきており、
- 音楽配信サービス
- 映像配信サービス
- 即日配送
- 電子書籍読み放題
などのサービス(上記はそのうちの一部です)の提供も行なっています。
地球上で一番の品揃えと、地球上で一番のお客様満足度を実現することを目標にしているAmazonもGAFAのうちの1つです。