【それぞれのメリット徹底検証】ドラム式vs縦置き式の戦いに終止符を打とう【特集】
アースはきちんと繋ぎましょう

縦置き式かドラム式ではどちらがいいのか

洗濯機といえば馴染みの深い、

「蓋を開けてもう一度蓋を開け、洗剤を入れて柔軟剤を入れて、、、、」

というような縦置き式のものが一般的ですが、

・・ていうか、「縦置き式」と世間でも呼ばれているのかは正直微妙ですが、最近ではドラム式のものも多く見かけるようになりました。

「結局、どっちがいいの?見た目だけ?・・・正直見栄もあるんじゃない??」

といったような皆さんの疑問に答えられるように今回徹底比較します。

ドラム式洗濯機のメリット

ドラム式のメリットその1:乾燥機能が圧倒的

乾燥機能こそ、ドラム式の魅力といっても過言ではありません。

ドラム式は回転や反転の力で洗濯物をかくはんさせることで、それぞれの洗濯物に効率よく熱風を当てることができるため、

縦置き式にはできない「乾燥」機能が大きな魅力となります。

ベランダ等がなく、あまり満足に洗濯物を干せないような環境の人にはとても役に立つ機能といえるでしょう。

ドラム式のメリットその2:水道代金が安い

事実、ドラム式洗濯機は水道代が安いです。

縦置き式と比べ、決められた量の水をはじめに洗濯槽の中に給水し、それをぐるぐるいじくりまわして洗うので、トータルで消費する水の量は少なく済みます。

水道の料金にも影響してくるので、世間一般的にどちらかといえば割高とされているドラム式でも長い目で見ると購入する恩恵は大きいのかもしれません。

ドラム式のメリットその3:服が傷みにくい

ドラム式洗濯機は縦置き式と比べて服が傷みにくいです。

その理由は洗い方にあり、縦置き式は大量の水と服を渦巻き型に回転させて、それぞれの服同士を擦り合わせて洗いますが、

ドラム式はそれぞれの服を回転・反転させて洗うので洗濯の仕方が全く異なります。

縦置き式洗濯機も実際は気になる程傷むといった事はありませんが、構造上ドラム式洗濯機の方が洋服の寿命は相対的に長いと言えるでしょう。

縦置き式洗濯機のメリット

縦置き式のメリットその1:汚れが落ちやすい

縦置き式のメリットとして、ドラム式洗濯機より汚れを落としやすいという点が挙げられます。

その理由は、ドラム式洗濯機はドラム型の洗濯槽で回転させて洗うのに対し、縦置き型洗濯機は水を張った洗濯槽の中に洗濯物を詰め込み、渦巻き型の水流で洗濯物同士をぶつけることによって汚れを落とします。

そのため洗濯物の傷みは相対的に多いといえますが(ドラム式と比較した場合の話であり、実際は気になるほどではありません)その分確実に汚れを落とします。

縦置き式のメリットその2:安い

こちらはドラム式洗濯機のデメリットとも言える部分ですが。縦置き式洗濯機はドラム式洗濯機よりも価格が安いです。

相場でいうとメジャーなメーカーを選ぶとドラム式は15〜20万円かかるのに対し縦置き式は5〜10万円程度です。

この差が安いと思える方であれば水道代なども考慮するとドラム式の方が安いと感じるかもしれませんが、本体そのものの価格としては縦置き式洗濯機の方が圧倒的にコスパがいいです。

洋服が綺麗になるのはどちらも同じです。

結論「強いていうなら価格と洗浄は縦置き式、乾燥機能はドラム式」

以上が結論だと思います。

結局、普通に洗濯機として使うだけであれば縦置き式で十分だと思います。

洗浄力も強く、省スペース性にも長けていますので日常生活で困る事はほとんどないと思います。

一方、多少価格が高くなっても乾燥機能や温水洗浄などの高性能な洗濯が毎日できる方が良いという方にはドラム式洗濯機をお勧めします。