新生活を幸先よく始めるために
進学や就職などで一人暮らしを始める時、嬉しいですよね。
門限や親の目に縛られず、自由な生活ができる。
今までの生活と一転、新しい所ではどんな生活になるのか。
そんな最高にワクワクする一人暮らしですが、忘れてはいけないことや気をつけたいことも意外と多いんです。
「こんなことなら・・・」と慌てることのないように、今回は一人暮らしをするにあたって外せないポイントをいくつか解説していきます!
物件の選び方・ポイント
理想は駅から徒歩5分以内
車通勤の方以外は、基本的に毎日駅を利用することになります。そのため駅からの徒歩時間はかなり重要です。理想は5分以内ですが、家賃がグッと高くなるのでそこはお財布と相談しましょう。ただし最低でも10分以内には住みたいところです。
周囲に坂道がないか
駅からの徒歩時間にもよりますが家の周りに坂道が少ないことも大切です。乗り越えられる自信がいくらあったとしても、毎日のことなので慎重に。どうしても避けられない場合は、「行きは下り坂」など、自分で許せる範囲を決めて探すのもいい方法です。
スーパーの品揃えと営業時間
コンビニが近くにあったとしても、毎日コンビニ弁当を食べるわけにはいかないので徒歩圏内にスーパーがあるかを確認しておきましょう。ただしこれに関してはまとめ買い等をして工夫すればいいのである程度遠くても問題ないです。
最寄駅の利便性
山手線などの都心の主要路線に近ければそれだけ色々な場所に楽に行けるので、最寄の駅を選ぶのは重要になってきます。急行停車駅がベストですが、それよりも選択肢の多さの方が大事です。慎重に選びましょう。
多少原始的ではありますが、路線図を見て決めるのがベターです。
引越日が決まった時にやること
引越し業者の手配・安く済ませるコツ
毎年2月3月は引越しラッシュのため業者が非常に混み合うのでできるだけ日取りが決まったらいち早く連絡をして予約をしましょう。
また、余談になりますが、荷物がそこまで多くない場合は引越し業者を使わずに自分で引越しするのも手です。というかどちらかと言えばそっちの方がオススメです。時期によっては十万円以上も業者に取られたりもするので、ハイエースなどの大きな車を借りて自分で運べば一万円くらいしかかかりません(レンタカー代)。
その際、ベッドなどの大型家具に関してはフレームだけ新しく購入し自宅まで配送してもらい、マットレスだけ自分で車で運べば意外と大変ではありません。
引越し業者への代金は引越しの費用の中でかなり大きな割合を占めるので、ここで節約できると大きいですね。身の回りのものを一から揃えたりと費用はまだまだかかります。
引越日の一週間前までにやること
電気・水道の新規開設の申込
契約するマンションの形態にもよりますが、ライフラインの支払いは住人個人がそれぞれ契約することがほとんどです。引越し日が迫ってからでは希望通り開設ができないこともあるので余裕を持って申し込みましょう。特に夏なんかはクーラーが使えないので大変です。開設はそれぞれのホームページから簡単に申し込めます。
ガスの開栓の立会い
電気と水道に関してはネットで完結しまいますが、ガスだけは元栓の開栓に立ち会う必要があります。そのため電気や水道よりも優先して前もって予約をするようにしましょう。調理器具がIHでもお風呂を沸かす給湯器はガスを使うので申込は必須ですね。
転出届を区役所などに提出する
引越しに伴って当然住所が変わる訳ですが、それを役所に届け出る必要があります。住所変更の流れは引越し元の役所で転出届をもらい、引越し先の役所に転出届を添えて転入届を提出する流れになります。
この届出は、後々住民票を発行する際などにやっておかないと困りますので、忘れずに行うようにしましょう。
尚、転入届は引越しが完了した日以降しか届出をすることができないので注意しましょう。
通勤・通学路を実際に歩いてみる
引越した後に気づくことももちろんたくさんありますが、事前に駅までの道のりや、家の周囲を散策して周りのお店を見ておくといいでしょう。
スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどの最低限のお店を確認するのはもちろん、郵便局や銀行、役所などもチェックしておくと引越しした後にスムーズに生活を始めることができますね。
引越して当日にやること
最低限の身の回り品の購入(重要)
トイレットペーパーだけはまず忘れずに買いましょう。他の物は気づいてからでも買えば間に合いますが、トイレットペーパーだけは気づいた時には時すでに遅し、ということがあり得るので家に到着したらまず買っておきましょう。一息つきたくても、小腹が空いてしまっていても、まず買いましょう。
引越した後にやること
郵便の住所変更
郵便を送る人が新住所を知っているなら問題はありませんが、もし旧住所にあなたの名前を宛先に誰かが郵便を送ってきてしまった場合でも、住所変更の届け出を郵便局に出しておけば一年間は新しい住所に転送してもらえます。