終わらないゴキブリとの戦い
春が終わり、いよいよ夏が近づいてきましたね。
夏といえば、いよいよアイツが出てくる季節。
そう、みんな大っ嫌いな「G」ことゴキブリです。
忘れた頃にやってくる、しかもいきなりやってくる「招かれざる客」ゴキブリ。
控えめにいってもマジでキモいですよね。
僕の家にもこの間寝ようと思った時にゴキブリが訪ねてきて、深夜に一人で格闘してそれはそれは地獄でした。
ということで今回は、ゴキブリが出にくくなる部屋にするポイントと、出た時のために撃退する方法を徹底的に解説します!!
【無料編】ゴキブリの撃退方法
普段の生活の中でも、いくつかのポイントをおさえることで、ゴキブリが出るのを防ぐことができます。
ゴキブリ対策:室温管理
- ゴキブリは35℃以上では動けなくなる
- ゴキブリは20℃以下では活動が鈍る
- ゴキブリは10℃以下になると繁殖能力が失われる
- 結論→室温が26℃〜29℃になるのは避ける
まず、気を付けること。それは「室温」です。
結論として、重要なことは「26℃〜29℃の室温になるのを避ける」ことです。
ゴキブリは20℃以下になると活動が鈍り、10℃以下になると繁殖能力が失われます。
反対には、32℃を超えるとまた活動が鈍り始め、35℃を超えると動けなくなります。
そしてゴキブリは、26℃〜29℃の間の気温を特に好みます。この環境はゴキブリにとってまさにパラダイス。
だから冬〜春先までは家の中でゴキブリを見かけることは少なく、夏前頃から一斉に出没するんですね。
最近では省エネや節電などの啓発が進んでいるため、みなさん意識が改善されてエアコンの設定温度を28℃くらいの高めに設定している人も多いと思います。
しかし、それこそまさにゴキブリの大好きな気温。夏前に急にゴキブリが増えてくるのは、こんな背景があったんですね。
また、湿気が多くジメジメした部屋も好むので、部屋干しが多くなる梅雨の時期も要注意。
冬場は寒くてゴキブリはいませんが、夏になれば冷房で冷やされた快適な部屋はゴキブリにとっても絶好の環境となります。
ちなみに、エアコンの設定温度を16℃に設定して冷房をガンガンにつけると寒さと乾燥でゴキブリが部屋からいなくなります。
・・・これはネットで話題になったものですが、ちょっと試す価値ありですね。
ゴキブリがいない部屋を取るか、電気代を取るか、ひとつ難しいところですね。
ゴキブリ対策必殺「隙間空け」
これは、今すぐにできるのですぐにやりましょう。
ゴキブリは狭くて暗い空間を非常に好むため、家具と壁の隙間も大好きです。
しかし、何故かその隙間の距離が離れているとそこにはゴキブリが住み着くことができないそうです。
その距離、ズバリ5センチ。
ゴキブリの快適な住処になってしまう前に、部屋にあるタンスや本棚、冷蔵庫や洗濯機などを壁から5センチ以上離しましょう。
すこーしだけ部屋が狭くなってしまうような気がしますが、ゴキブリがでる環境よりは全然マシですよね。
【効果絶大版】ゴキブリ撃退方法
お金をかけずにできる対策を終えたら、次はいよいよゴキブリを退治する毒餌を設置しましょう。仕上げのトラップです。
ゴキブリが好む臭いで誘い出し、毒を持ち帰らせて退治します。その場で死滅するほどの強い毒ではないので死骸を見てしまう心配もありません。
結論、これは「ブラックキャップ」一択。
コンバットもよく効きそうですが、調べれば調べるほど「ブラックキャップ」が優秀なので、本当にブラックキャップ一択です。
ブラックキャップを食べたゴキブリは遅効性の毒によって巣に戻るまで生かされ、巣で絶命します。そしてその死骸を食べた他のゴキブリにも毒が周り、巣ごと絶滅させてしまうのです。
ちなみにこの動画では、よくお店に並ぶゴキブリの毒餌「ブラックキャップ」と「コンバット」についてどちらが効くのかについて検証しています。これを見るとブラックキャップがいかに食いつきが良く、仕留める力が強いかわかりますね。
YouTubeより引用
ちなみにこの投稿者様の他の動画では、ブラックキャップを食べたゴキブリの死骸を他のゴキブリが食べ、そのゴキブリの死骸をまた他のゴキブリが食べ・・・と何回も連鎖していき、ついには全て仕留めていたものがありました。相当強力な毒餌です。ひっくり返って見事に死んでるゴキブリが奇しくも少し哀れでした。
ゴキブリの「仲間の死骸を食べる」という習性をうまく生かして、きれいにゴキブリを撃退できるところが素晴らしいですね。
ちなみに、我が家でも10cm級の黒ゴキブリが迷い込んできたので急遽ブラックキャップを一挙に18個設置したところ、以降一度もそのゴキブリが姿を見せることはありませんでした。
ゴキブリ対策にはブラックキャップが本当におすすめです。
ブラックキャップ
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価格もそこまで高くないです。
二千円で、その年にゴキブリから開放されると考えれば、お得な買い物のような気がしますね。
それでもゴキブリが現れたら
ゴキブリのでにくい部屋にして、毒餌で対策をして、それでも招かれざる客のゴキブリはやってきてしまうことでしょう。
そんな時、手軽にできるゴキブリの撃退方法をいくつか紹介します。
ゴキブリに熱湯をかける
はい。熱湯です。沸かしてゴキブリにぶっかけます。やけどには気をつけて。
あいつらは用心深いので、こっちが撃退しようとまごまごゴソゴソしていたら雰囲気を察知してすぐに逃げます。
とにかく寝る前とかに厄介なとこに逃げ込まれたら地獄を見るんで勘付かれないようにお湯を沸かしましょう。
ちなみに熱湯と言っても沸騰させる必要はなく、50℃以上であれば効果があります。
床や家具も汚すことなく、拭けば済むのでクリーンに退治できておすすめです。
洗剤をかける
こちらも効果抜群です。お湯の上位互換ですね。わざわざ沸かす手間が要りません。
ゴキブリって大体台所とかキッチン周りに出てくることが多いので、洗剤はぶっかけやすいんじゃないでしょうか。
ゴキブリの表面を、洗剤に含まれる界面活性剤が覆い、気門という器官を覆って窒息させます。
ただし、洗剤で退治する場合、浸透圧(ゴキブリにしみこもうとする力)が強いため、退治した後に放っておくと反動で内部の病原体などが流れ出てきてしまうため非常にまずいことになります。(そんな派手には出ないだろうけど)
台所周りなどに出没したときはすぐにかけられるので便利ですが、処理も迅速に行いましょう。
【やっぱり課金】ゴキジェット先生に頼る
シンプルイズベストですね。
正直そこまで高いものではないので買っておくと良いと思います。
個人的なおすすめでいうと、「ゴキジェットプロ」一択です。
僕がこの間10cm級(クソでかい)を退治したのもこのゴキジェットプロ大先生の力でした。もうほんと見事でした。圧巻でした。
僕の場合は、ゴキブリさんが華麗に押し入れに逃げ込まれたので押入れの端の方にそっっっと(「ス」くらいです)1プッシュしてみたところ、しばらくしてフラフラとでてきましたので(千鳥足でだいぶ効いていました)一撃で仕留めました。大先生美しかったです。
直接当てることはもちろんですが、逃げ込んだ場所の付近にシュッとするだけでもだいぶ効いて出てくるので使い勝手が良いです。
殺虫剤特有の臭いやシミ等の汚れもなく、数秒であっけなく撃退できました。
アース製薬:ゴキジェットプロ
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人体に有害な成分は含まれませんが、虫を撃退するという特性上(ゴキジェット先生も基本的には人体に無害)、赤ちゃんや小さいお子さんがいるご家庭では心配な方も多いはず。
そんな方にはフマキラー製「凍殺ジェット」という殺虫成分不使用のものをお勧めします。前まで氷殺ジェットって名前じゃなかった?
こちらの先生は、物理的に凍らせてゴキブリを不活性化させ、その隙に外に逃がしてくださいというスタンスです。
凍殺ジェット先生はこちら
お礼参りされそうでちょっとおっかない気もしますが、人畜無害なのは良いことですね。
あ、こっちの先生は少し高いです。ちょい高。
最後まで読んでくれてありがとうございました!!