「眠気が治まらない」すぐ解消したいあなたへ
最近は情報化社会が進み、
昔よりパソコンやスマホなどの液晶を見つめたり、頭を使う仕事を行う人が増えてきました。
そんな現代人の大きな敵となるのが「眠気」です。
「今日中に仕事を終わらせたいのに眠気が・・・」
「さっきやっとやる気になったのに眠気が・・・・」
・・・そんな眠気を切っても切れない現代人の皆さんにおすすめの、
眠気を解消するのに効果的なマッサージをご紹介します。
眠気の解消に効果的なマッサージとは?
①合谷(ごうこく)
場所:親指と人差し指の交差する部分
合谷(ごうこく)は、眠気の解消だけではなく、風邪のひき始めや頭痛、疲れにも効く、いわば「万能のツボ」です。
強く押しすぎないように気をつけながら、少し痛気持ちいいくらいを目安にマッサージをすると効果的です。
②労宮(ろうきゅう)
場所:両手の中央
労宮(ろうきゅう)は両手の中央にあるツボです。
眠気の解消の他にも精神の機能の安定を司るツボでもあるので、
反対側の手でゆっくりとぐーっと押すことで、
緊張を抑えたり気分をリラックスさせて落ち着きを与えてくれるツボです。
このツボは少し強めに押す方が、ジンジンと効いてくる感じがして気持ちがいいです。
③中衝(ちゅうしょう)
場所:両手の中指の爪の付け根側面、人差し指側
中衝(ちゅうしょう)は、両手の中指にあるツボです。
中指の人差し指側、爪の付け根から数センチのところにあります。
眠気の解消に大変効果的で、即効性があります。
眠くなってはいけないような、ここぞ!という場面でマッサージしてください。
反対側の親指と人差し指で中指の先端の両サイドをつまみ、
グリグリと反時計回りに回すのを繰り返すのがコツです。
④風池(ふうち)
場所:首の裏側、左右2箇所
両手で耳を塞ぐ、いわゆる「聞こえなーい」といった動作をした時、
風池(ふうち)は首の裏側、左右2箇所にあるツボです。
親指の位置にでっぱった部分と少しへこんだ部分があると思います。
そのへこんだ部分が風池です。
両手の親指でゆっくりと押しながら、上へ持ち上げるように動かすと効果的です。
ただしたくさんの神経が集まる場所の近くなので力の入れすぎには注意しましょう。
風池がある部分は、横になっている時以外一日中ずっと頭を支えている部分なので、
比較的筋肉が凝り固まっている人が多いです。
風池をマッサージすることで、脳への血流が促進され、新鮮な酸素が行き渡ることで眠気が解消できます。
⑤耳を引っ張る
場所:耳
なんだか投げやりになってきたんじゃないか?と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
耳も人間の体の中で様々なツボが集まっている部分ですので、眠気の解消に効果的なマッサージができます。
コツは、両手で耳を水平に引っ張ること。
左右の人差し指と親指で耳をつまみ、そのまま5秒間ぐーっとひっぱってみましょう。
その時痛くない範囲でグリグリと動かしてみましょう。
簡単な動作ですが侮るなかれ。体が活動モードに一瞬で切り替わり、眠気が解消されます。
眠気の解消のカギは「〇〇の促進」!?
このページでいくつかの眠気を解消するマッサージの方法をご紹介してきましたが、
全体的に当てはまるポイントとしては、
「眠気の解消には、血流を促進することが大切」
ということが言えます。
風池(首の裏)にしても、他のツボ押しにも言えるのは、
そのツボを刺激することによって血行が良くなって、脳に新鮮な酸素が運ばれることが、眠気を解消する大きな要因の1つになっています。
ですので、例えば今回紹介した方法以外にも、
「1時間に1度は席を立ってデスクの周りを歩いてみる」ことや、
「ストレッチをして血流をよくする」ことも眠気の解消には非常に効果的だと言えます。
以上のことを忘れずに、日頃の眠気を解消し撃退して、充実した毎日を送りましょう!