
「明日大事な日なのに」はよく起こる
「明日大事な会議があって、早く寝ないといけないのに・・・」
「明日はお客さんへのプレゼンだから早く寝たいのに・・・」
「寝たいのに寝れない」というのは、次の日大事な予定が入っているときほど、よく起こりますよね。個人的によくあります。
あれ、なんなんでしょうね本当に。
こっちはわざわざ早く布団に入ってんのにめちゃくちゃ頭が冴え渡ってきて自分の体あまのじゃくすぎだろってイライラしますよね。
そんな時でも大丈夫。
「寝たい時に寝れる方法」を紹介します。
※時間がない方は「じゃあ、どうすれば眠れるのか?」だけとりあえず読んでください。
寝たい時に寝る方法の結論
一番大切な事は、「無理に寝ようとしない」事です。
何言ってんコイツって思うかもしれませんが、これが結論です。
今回はこれを深掘りします。
眠れなくなる原因は、「焦り」
はい。ズバリこれです。
皆さんも薄々わかっているはず。
なぜ大事な予定がある前の日ほど眠れなくなるかというと、
それは無意識のうちに緊張しているから。
あと何時間しか寝れない、、明日はお客さんとの打ち合わせあんのに、、明日大事なプレゼンが、、、
という思いこそがあなたを寝れなくさせています。
人間には自分の意思に関係なく機能してる自律神経というものがあります。
これは、交感神経と副交感神経という二つがバランスとって成り立っています。セロトニンとかメラトニンみたいな分野の話です。あれは脳だけど。
詳しい部分は割愛しますが、交感神経は主に昼間に働き、脳を働かせて活力を生む神経で、副交感神経は主に夜に働き、気持ちを落ち着かせて、眠気を生むものです。(ざっくり)
つまり、「寝れない」という思いが生んだ焦りや緊張、不安感によって交感神経が刺激され、あろうことか逆に脳を活発にさせてしまっているのです。
寝ようとしているのに、なぜだか頭の中で考えがたくさん浮かんできて思考が冴え渡って、妄想がはかどりまくって全然寝れなかったことも一度はあるでしょう。
「あれ?昼間より冴えてね?いま」なんてこともしばしば。
これが、寝ようとするほど目が冴えてくる現象の正体です。
じゃあ、どうすれば眠れるのか?
「焦り」が眠れない原因なら、それを排除すればいいわけです。
ということで、一番大切な事は「焦らない」事です。
具体的な方法は後ほど別に詳しく書きますが、基本的な心構えとしては、
「別に眠れないなら眠れなくてもいいわ」っていうスタンスです。
こうする事で思考の中心が「眠れない」という焦りから他のところへ向き始めます。
眠るためには、「自然に頭の中に考えや映像が浮かんできて、その映像を見ているうちに眠ってしまって気づいたら朝」という流れを踏む事が大切で、この流れので最も大切な事は、「あれ?もしかして俺、今寝れそうだったんじゃない?」と気づかない事です。
「あ、寝れそうやん」と気づいてしまったらもう一回この流れが起きるのを待ちましょう。リセットです。
なので兎にも角にもリラックスしてこの流れを生まないことには寝れません。
呼吸法や思考法など、寝れるコツみたいなのは世にたくさん出回っていますが、身体的なプロセスなんかより精神的なコンディションの方が寝るためには大事なので、このマインドを忘れないようにしましょう。
個人的には「このプロセスを踏めば百発百中ですぐ寝れます」みたいなのあったらお金払ってでも知りたいです。それくらい自分の潜在意識コントロールするのは難しい。
ちなみに発想の転換ですが、逆に目を開けて天井をぼーっと眺めてたりすると案外寝れたりします。笑
寝るポイント
- 「寝れない」ベースの思考を排除
- 寝る流れを知ろう
- とにかくリラックス
- 何も考えず流れに身を委ねる。なんなら起きちゃおうかな精神
寝れる方法の具体例
前項で、身体的なプロセスなんて意味ないみたいな風に言っていたのに恐縮ですが、一応参考程度に紹介しておきます。
ただ、繰り返しになりますが、「この方法やったら眠れます」っていうものは存在しません。何より大切なのは焦らないことなので、この方法をやっても「おいおい寝れねえよやべえよ」って思ってたら一生寝れないのでそこは履き違えないようにしましょう。大切なのはリラックスです。
眠りやすくなる方法「腹式呼吸」
こちらは先ほど説明したことの中に、自律神経の話がありましたが、そこに関係します。
深呼吸、腹式呼吸をすることによって、自律神経が副交感神経が優位の状態になり、眠りやすい状態になります。
やり方
- お腹を膨らませながら息を吸う(8秒)
- 倍の時間で息を吐く(16秒)
- 吐ききったら少し息を吸うのを待つ(2秒)
- 繰り返し
眠りやすくなる方法「無限英単語」
どなたかが書籍で紹介していたものにはなりますが、個人的には割とおすすめ。
- なんでもいいので英単語を1つ決める
- その単語の1文字目から、それを頭文字にする単語を探していく
これだけ。
例えば「Computer」という単語を選んだとしましょう。
一文字めは「C」なので、「C」から始まる単語を探します。
ひとつひとつ頭で思い浮かべて行きます。カーとかコーヒーとかカンパニーとかカウとか色々ありますね。無数にありますね。それを延々繰り返します。
もうないな、というところまできたら、次は「O」から始まる単語を探します。computerの2文字目ですね。
あとはその要領で続けます。
だいたい2文字目あたりでこれ気づいたら寝てます。
おそらく私たちの脳みそは、「あ、意味ないことやってるなこれ今」と感じたら眠くなるようにできているので(退屈な授業を聞いてる時みたいな感じですね)、一応理にかなっているんですね。
あと一つのことに集中して、眠れないという思考から離れることができるのもポイントだと思います。
寝る前の運動は絶対やめろ!
意外と知られていませんが、寝る前に運動するのはマジでやめましょう。
この記事を読んでいるのが「ぼく通勤電車の網棚でも多分寝れます」ってくらいのバケモンなら問題ありませんが、ここまで読んでくれている時点である程度は眠りについて悩んだ経験があると思いますので、本当に気をつけてください。
目安として寝ようとする時間の2時間前以降は運動を控えましょう。
原因は先ほど紹介した自律神経が交感神経優位の状態になり、脳が活発になってしまうからです。
例えば腕立て伏せや、ランニングなどが多いと思いますが、寝る2時間前より前に済ませるようにしましょう。
ちなみに僕はセンター試験の前日も就活の第一志望の面接前日も入社前日も気合い入れてランニングめっちゃしたせいで全部オールでいくことになりました。笑
個人差は当然あると思いますが、次の日大事な日の場合は緊張感も相まってなおさら寝れなくなってしまうのでその夜は運動を避けたほうが無難です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回の結論としては、「焦らない」ことが眠るためには一番重要だということです。
実際次の日に何があっても、最悪オールだったとしても、結局自分次第でどうにでもなりますので、焦りすぎることがないようにしましょう。
ぶっちゃけオールで一番辛いのは身支度する直前くらいです。マスクして家出れば今日なんとなく元気ねえなこいつくらいでやり過ごせるのであんまり気にしないようにしましょう。
あと、一睡もできなかったと思っていても、実際は自分が気づかないタイミングで細かく眠っているものです。
もちろん快眠とは程遠い状態ではありますが、あまり深刻に考えないようにしましょう。