【忘れた頃にやってくる】ホントにわかってる?名刺交換の方法・マナーを解説

忘れた頃にやってくる「名刺交換」

皆さんこんにちは。

今日はビジネスシーンでとても大切なことです。

社会人として必ずやってくる大事な場面。それが、「名刺交換」。

気づけばとっさに名刺を渡され、「あれ、どうやるんだっけ?」となることも多いですよね。

そんな時に、最低限知っておきたいマナーについて解説します。

名刺交換の流れ

名刺交換の流れ
  1. 名刺を胸の高さに構える
  2. 「〇〇株式会社の〇〇と申します。本日は宜しくお願い致します。」と自己紹介(一例)
  3. 相手も同じ流れで自己紹介
  4. 右手で自分の名刺の右端を持ち、右から横に弧を描くように相手の名刺入れの上に置きます。その際、相手の名刺を左手の親指を添えて受け取る
  5. 右手も相手の名刺に添え両手で持つ
  6. 頂戴致しますと言う
  7. 相手の名前が読めない場合は確認

 

名刺はどっちが先に渡す?

一般的に名刺交換は目下の人から。具体的には「お金を払って貰う側・営業をかけている側」が先に渡します。

これは、訪問したのがどちらでも、年齢も役職も関係ありません。

お金をもらう立場の人が先に渡すのが基本的な考え方です。

基本的に本題に入る前に渡しましょう。普通は訪問したらすぐです。

名刺を渡す向きについて

名刺を渡す際は、「相手が読める向き」で渡します。

意外と焦っている時に間違えてしまいがちなので気をつけるようにしましょう。

また、渡すときには自分や会社の名前・ロゴなどに指がかからないようにしましょう。受け取る名刺も同じです。

名刺はそのまま渡さない

名刺交換を行う際には必ず、「名刺入れの上に自分の名刺を置いて渡す」ことを忘れないようにしましょう。

具体的には、両手で名刺入れを中指と薬指でそれぞれ挟んで持ち、その上で親指と人差し指でそれぞれ名刺を挟んで渡します。

いくら渡しにくいからといってそのまま渡すのはマナー違反です。

また、名刺入れがないからといって、定期入れや財布の上に乗せるのはもっとひどいマナー違反です。

社会人として名刺入れは最低限準備しておきましょう。

ハキハキと話して明るい印象に

意外と多いのが緊張してゴニョゴニョと話してしまう人です。

どんなに疲れていても、眠くても、ハキハキと話すことを心がけましょう。

そもそも名前や会社については名刺に書いてありますので、重要なのはセリフよりも印象です。

相手の目を見て、「この人は信用できそう」といった印象を持たせることが一番大切です。

複数渡す相手がいるとき

意外と知らないと焦るのは、何人かの相手に一度に名刺交換をする場合です。

忘れてはいけないのは、「偉い人から順に渡していく」ことです。

その都度、自分の会社名、氏名を改めて名乗ります。

それだけ覚えておけば最低限は問題ありません。

もらった名刺はいつしまう?

もらった名刺をそのまましまう人がいますが、これはマナー違反です。

椅子に座って、前にテーブルがある場合は自分から見て左前に相手の名刺を置きましょう。

名刺は名刺入れの上に乗せて置きます。相手が複数人の場合は左から偉い順に並べましょう(一番左のものだけ名刺入れに乗っている状態)

しまうタイミングは、話が終了して席を立つタイミングが一般的です。

何も言わずに席は立たないと思いますので、帰り際、「本日はありがとうございました・・・また今度ぜひ・・・」なんて会話をしているそのタイミングです。

<番外編>自分だけ名刺を渡すときは?

これ意外とわからなくなりますよね。

自分が名刺渡すだけで相手からはもらわないときは?。意外とこういうこと多いです。

その場合は、基本に則ります。

名刺入れの上に名刺を載せて渡すだけ。(細かいとこは交換の時と同じ)

決して、渡すだけだからそのまま渡すほうがスマートじゃない?なんて思わないでくださいね。

ほんと自分だけ渡すパターン意外と多いので注意です。笑

みんな最初は新人です!

相手も人間です。自分が新入社員で、とても緊張しているのは大体の人は見てわかります。

なので、臆することなく元気に名刺交換をすることが一番大切です。(でもそれが実は一番難しい)

結論としては、名刺交換は慣れです。

最低限ポイントを抑えて失礼な行動をしないように心がけましょう。