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雑学

誕生石の持つ効果と意味をを月ごとに解説する【パワーストーン】

2020-03-01

誕生石って?

みなさんは、「誕生石」というものをご存知ですか?

1912年にアメリカの宝石商組合で定められたもので、占星術や聖書に起源を持つと言われています。

都の城壁の土台石はあらゆる宝石で飾られていた。第1の土台石は碧玉、第2はサファイア、第3は玉髄、第4は緑玉、第5は赤縞めのう、第6は赤めのう、第7は貴橄欖石、第8は緑柱石、第9は黄玉、第10は緑玉髄、第11は青玉、第12は紫水晶であった。

— 新約聖書 ヨハネの黙示録新共同訳 21章19, 20節

このような背景を持つ通り、1月から12月までのそれぞれの月に宝石が誕生石として割り振られています。

1月の誕生石

ガーネット [柘榴石(ざくろいし)]

1月の誕生石はガーネットです。
ガーネットはラテン語で「種子」を意味する言葉が由来です。その言葉の通り生命力や実りを象徴しています。努力を実らせるとされていることから、受験勉強や就職活動などのお守りとしても知られています。また、古くから魔除けのお守りとしても広く用いられ、古代ローマでは兵士が装着していたそうです。

2月の誕生石

アメジスト [紫水晶(むらさきすいしょう)]

2月の誕生石はアメジストです。
日本では紫水晶とも呼ばれ、その名の通り美しい紫色と水晶のような透明感が特徴的な宝石です。「この世で一番美しい紫色」とも言われています。アメジストの持つ紫色は穏やかさと平和の象徴であり、日本では古くから高尚な色として扱われてきました。愛情を深める石としても有名なので、今の彼女との仲を深めたい方にはおすすめの天然石です。

3月の誕生石

アクアマリン [藍玉(らんぎょく)]

アクアマリンは、3月の誕生石の一つです。
水を表す「アクア」の名の通り、海と深い関わりがあります。海のように大きく、包み込むような癒しを持つ者に与えてくれる天然石です。その癒しの結果、誰に対しても穏やかに接することができるので、コミュニケーションを能力を上げる効果があるとも言われています。

ブラッドストーン [血石(けっせき)]

ブラッドストーンもまた3月の誕生石の一つです。
「ブラッド」という名の通り、人間の血液と深い関わりを持つとされている石です。例えば、止血や腫れ物を治癒させることに有効であったり、血流を改善してくれると言われています。また、血流の改善によって脳の働きを向上させるとも言われています。

サンゴ

そして3月にはもう一つ、サンゴも誕生石として挙げられます。
ちなみにサンゴは厳密には石ではなく動物の骨格です。写真のような赤色から黒色まで様々な種類があります。海のパワーを吸収したサンゴは、創造力を刺激して、目標を実現させるエネルギーを与えると言われています。

4月の誕生石

ダイヤモンド [金剛石(こんごうせき)]

4月の誕生石はダイヤモンドです。

宝石の王様とも呼ばれ人気を博していますがパワーも凄いです。

持つ人のあらゆる力を増大させるいしで、良いパワーも悪いパワーも増大させます。

結婚とも深い関わりのある石であることはご存知かと思いますが、永遠の絆の象徴として知られています。

5月の誕生石

エメラルド [緑玉(りょくぎょく)]

世界4大宝石の一つでもあるエメラルドは、5月の誕生石です。

古くから叡智を象徴する石とされ、多くの高尚な職につく人々が身につけることによって広く愛されてきた石です。アクアマリンと同じ「ベリル」という鉱物グループに属しています。

翡翠 (ひすい)

5月の誕生石はエメラルドと翡翠(正確にはヒスイ輝石)です。

五徳を高めることや人間関係を改善させる効果を持つとして知られています。

古くは不老不死の石とされ、時の権力者の埋葬の際は傍に副葬品として捧げられたと言われます。

呪いや霊、病や不運などを遠ざけるお守りとしての意味合いも言い伝えられています。

6月の誕生石

真珠

6月の誕生石の一つが、真珠です。

真珠は厳密には石ではなく、貝の内部で生成される物です。

人の痛みや苦しみを保護して浄化してくれる働きがあります。

真珠はそもそも、貝の内部に異物が紛れ込み、それから身を守るための防衛の果てに貝が固めてできる生成物です。

真珠の持つ力には自己防衛のために生み出された強いパワーが反映されています。

ムーンストーン [月長石(げっちょうせき)]

ムーンストーンも6月の誕生石の一つです。

透き通った中に朧げな青い輝きを持つ天然石です。

月の光を取り込んでいるような輝きのムーンストーンは、神秘的な力を持つとして古くから愛されてきました。

「恋人の石」とも言われるほど、情熱的なパワーを持っていますのでプレゼントには最適の誕生石といえますね。

7月の誕生石

ルビー [紅玉(こうぎょく)]

7月の誕生石はルビーです。

宝石の女王とも呼ばれています。

その真っ赤な真紅の見た目から連想される通り力強い生命力を持つ者に与えてくれます。

古くから勝利とカリスマ性の象徴とされてきたとても強いパワーを持つ天然石です。

8月の誕生石

ペリドット [橄欖石(かんらんせき)]

美しい緑色が特徴的なペリドットは、8月の誕生石の一つです。

ペリドットの成分は、宇宙から飛来する隕石と同様と言われています。

また、太陽から飛来した石と考えられており、「太陽の石」と呼ばれて古くから崇められてきました。

サードニクス [紅縞瑪瑙(べにしまめのう)]

サードニクスも8月の誕生石の一つです。
縦に綺麗な縞模様が見られる褐色(かっしょく)の天然石です。
古くから歴史的な文献にも名前が挙がるほど人々に広く知られてきました。夫婦仲の改善・維持や結婚運の向上などが期待される石です。

9月の誕生石

サファイア [青玉(せいぎょく)]

9月の誕生石はサファイアです。

ルビーと同じ種類に分類され、最も硬い部類に入る石です。その特徴から意思や土台を固く維持することを助けるとされています。

自分の意見を流されず、強い意思を貫くことの助けになるので、仕事への情熱を上げてくれる石としても有名です。

10月の誕生石

オパール [蛋白石(たんぱくせき)]

七色に輝くオパールは、10月の誕生石の一つです。

オパールが持つその独特な輝き方から、自由を象徴するものとされています。人生の苦境にあるときでも、その輝きが希望をもたらすとされ、古くから幸運の石として人々から愛されてきました。

トルマリン [電気石(でんきいし)]

トルマリンも10月の誕生石です。

「電気石」とも呼ばれる通り、プラスとマイナスの属性を持ち、お互いをこすり合わせることでマイナスイオンを発生させると言われています。

このマイナスイオンの浄化によって、持つ人の心やを浄化して精神を安定させる効果があることで知られています。

11月の誕生石

トパーズ [黄玉(おうぎょく)]

トパーズは、11月の誕生石の一つです。

直感力を高めてくれると言われ、自分が探している人や物、縁などに出会わせてくれると言われています。また、チャンスを引き寄せる石とも言われているので、現代では転職のお守りとしても知られています。

シトリン [黄水晶(きすいしょう)]

シトリンも11月の誕生石のうちの一つです。

その黄金色から連想されるように、古くから金運や商売繁盛の象徴として信じられてきました。大きなエネルギーを持ち、太陽の石とも言われています。その効果として、持つものを優しく包み込み、希望とパワーを与えてくれると言われています。

12月の誕生石

ターコイズ [トルコ石(とるこいし)]

ターコイズは12月の誕生石の一つです。トルコ石とも呼ばれます。

古くからその美しい「ターコイズブルー」の見た目通り、美しい空を表す空の石として儀式などにも用いられて崇められてきました。贈り物としてプレゼントすることによって更なる力を発揮するとされ、絆や友情を深めるとされています。

ラピスラズリ [瑠璃(るり)]

ラピスラズリも12月の誕生石の一つです。

上に挙げたターコイズと同じく、美しく映える群青色から「天空の石」と呼ばれてきました。持つものに試練を与え、魂を成長させるとされ、一時の幸福ではなく強さへの導き手として神聖視されてきた天然石です。

タンザナイト [黝簾石(ゆうれんせき)]

そしてもう一つ、12月の誕生石としてあげられるのがタンザナイトです。

美しい青色が象徴的な天然石です。自分の中のネガティブなエネルギーをプラスのパワーに変換するものとされ、持つ者の人生をより良い方向へ導いてくれる石として知られています。

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